森の休日社 聴く側のベストライブ (C) 2003.03.17

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井上憲司さん(インド古典音楽・ワールドミュージック)シタール奏者
 
(数年前からは現地での演奏時インドの新聞各紙に
「kenji inoueは、ついにインドの著名なシタール奏者とひけをとらないまでになった」
と書かれるように)
 
 初めの頃は太っていましたが、
近年ぐ〜んと、やせられました。
 ハデな旋律楽器の演奏者ですが、ジミな性格の方のような気がします。
外見は地味派手な感じ。(どうでもいいか、そんなこと....)

 ワールドミュ−ジックでもいろいろ素晴らしい活動をされていますが、
北海道へはインド古典の演奏に来ています。
 これまでインド等国内外各地で公演し続けてきた素晴らしい演奏家ですが。

 が、しかしなぜか北海道の舞台では、
「いじめに合う」ことも結構ある人だなぁ、という印象があります。
 インド古典という特殊なジャンルのせいもあり。
 
 そもそも北海道って、内地のメジャーなミュージシャン達に嫌がる人多い位
観客の反応が良くない土地だそうです。(偏見も多いと思いたいですね。
多分北海道人は本州人に比べて反応もぶっきらぼうに思われやすく、
だから誤解されやすいのかも)

 井上さんも別に何も悪いことしてないのに、時々突然....嫌な目にあうことがある。
 でもいつも嫌なことあっても、がんばって演奏を続け、
終了後もつとめてなごやかに、黙々と仕事して帰っていきますね。

 総じて地道にコツコツやる人、という印象。

(但し「いじめに合う」のは時々で、あとはみんな井上さんの来道を心待ちにする
 温かい井上さんの大ファンばかりです)

 本州で大きな舞台の時近くで見たら、
自分の爪を演奏のために3cm位伸ばしていた。
(ネイルアートと縁のない、むき出しの生爪)
なりふり構わず......。

 インド古典を世界に広めたビートルズのジョージ・ハリソン氏が亡くなった時、
しばらく舞台の上でも一人で黒い服を着続け喪に服していた。

 井上さんはインドのシタール奏者ニキル・ベナルジー氏を崇拝しているのですが、
古典を知ったのはジョージ・ハリソンがきっかけだったと前にどこかの
インタビューで話していたことがありました。

 普通そういうことは恥ずかしがってしない気がするのだけど、
井上さんは意地になってしていたのかもしれない。

 その時々の演奏によって「 官能・ 神聖・ 躍動・ 神秘 」と
昔から、さまざまな人に評されてきた井上さんの演奏ですが、

 近年さらに演奏がすごくなり、演奏の幅も広がり、
シタールの素晴らしさをいつも教えてくれます。
 
今、一般客席に分かる範囲でも10種類以上の演奏の仕方があります。
どれもぞれぞれに素晴らしいです。 

 編集部Aにとって井上さんの音楽は救世主」だった

 他に突発性難聴が彼の演奏で治癒した人もいます。
 が、別に薬用の楽曲でなく副産物というかたまたま
そういう巡り合わせに。

 

参照 Link
   
ザンギートメーラ
   感想集
   
・インド古典音楽
   
 ・演奏の聴こえ方
    
・ワールドミュージック

   
井上憲司HP

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